「新極真会 徳島北東あわじ支部 前川道場」 に籍を置きます、 空手大好き人間 「生涯武芸者」 と申します。道場での日々や、空手に対する自分の考え等、空手に関する事を、色々記録していきます。
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押忍
当道場本部道場でもある、 アームレスリング道場 「超腕ジム」。
その会長である、服部さん主催の 「アームレスリンク゛大会」 が、
先日の日曜日、行われました。
この大会で、当道場が 「特別演舞」 を披露したのです。
一般部出場者は、10名。
前川師範 有働先生 野口先生 福永さん 辻君 坂本君 楠さん
曽川さん 三津さん 山本君。
他、30~40名の少年部達も出演しました。
基本から移動 型 組手 と、続きまして、最後は 「試し割り」 を披露。
内容は順にこうです。
楠指導員は、型 「征遠鎮」 ののち、 「下段回し蹴り」 によるバット折り。
坂本指導員は、 「上段回し蹴り」 によるバット折り。
野口分支部長は、型 「撃砕(小)」 ののち、「下段カカト蹴り」 と 「ヒジ」 によるブロック割り。
辻指導員は、型 「撃砕(大)」 ののちに、板の四方割り。
有働分支部長は、型 「最破」 ののち、「手刀」 によるバット折り。
最後の締めは、前川師範。 型 「転掌」 ののち、瓦10枚寸剄割り。
全員見事、対象物を一発で真っ二つにしました。
たくさんのお客さんも、とっても喜んでくれました。
押忍
押忍
遅くやってもできないコトは、速くやってもできない。
組手にも多分、いえるコトかと思います。
だから最近、個人的に 「スロー組手」 に、注目してます。
ライトスパー的な速さ・・・・じゃあなく、
例えるならそう、
まるで 「太極拳」 の様なスピードで、互いが組手をやるんです。
あるマンガで空手家同士が、これと同じコトをやってましたが、
それと同じコトをやるのです。
やってみて思ったのですが、これはかなりいいかも。
色々なコトが確認できるし、通常の組手だけでは、
得られない何かが、掴めそうな気がします。
そして、このスロー組手は、あくまでもダメージの与え合いでは無い為、
老若男女関係なくでき、さらに素手素足で、
顔面ありの組手にも応用ができるのです。
スロー組手の中であっても、相手に勝てる様になった時、
実際の組手でも多分、想像以上にレベルアップしているコトかと思います。
押忍
空手発祥の聖地 沖縄。
空手は昔、大きく分けて、
「首里手」 「那覇手」 「泊手」 とありました。
それぞれ地名をとった様で、
「首里手」 は、離れた相手と戦うのを得意とし、
「那覇手」 は、接近戦を得意としました。
「泊手」 は、よく分かりませんが、
どうも戦い方は、それぞれ違った様子です
そして那覇手の基本型が、「三戦」。
首里手 泊手の基本型が、「ナイハンチ」。
供に、動作自体は単純ながらも、相当に奥が深い型みたいです。
呼吸と動作を一致させ、一見単純な動作一つ一つに、
深遠な意味があるといわれる 「三戦」 は、
なにか神秘的で、どこか禅問答めいてて、
生命の根源にまで、さかのぼる様な気すらします。
そして 「ナイハンチ」。
沖縄の実戦空手家 「本部朝基」 が、あれこれやらず、
この型が一番大事だと言っています。
私も、ビデオで動作は覚えましたが、今のトコロはまだ、
はっきり言って、何がどう大事なのかは、
実感としては、よく分かりませんが、
何度も繰り返す中、実感として、気付くコトがあるハズ。
そしてそれこそが、型という鋳型に体をはめ込み、
達人の身体感覚を、後世に実感として気付かせる、
空手の先人のメッセージなんだ・・・・・と、
あくまで個人的には、思ってます。
前川師範は、組手の中
足のつま先を少し浮かせて、構える時があります。
この立ち方。
実は、宮本武蔵が 「五輪書」 で書いてある立ち方、それそのものなのです。
「つま先を少し浮かせて、カカトを強く踏むべし」 とあります。
しかし、これまでのスポーツ界の常識では、
体重はむしろ、素早い動きが出来るコトから、
つま先に乗せるというのが常識でしたが、
古いモノが、見直される様になった最近、
この立ち方は注目されている様です。
調べてみると、カールルイスも走るとき、
他の選手と比べて、ほとんど足首が曲がらないらしいのです。
世界のトップスプリンターは、
足首で蹴っては走らない・・・・というコトです。
しかし恐るべきは、前川師範。
トレーニングを繰り返す中、自然に行き着いた答えの様です。
私の様に、本読んで知ったのとは、ワケが違います。
ジャンル、流派を問わず、極まる所、皆似てくる様に、
まさに前川師範はすでに、
「宮本武蔵」 の領域にいるのかも知れません。
五月に開催される、「第25回全日本ウエイト制大会」。
その対戦相手が決定致しました。
当道場から出場するのは、過去最多の七名。
前川師範 野口先生 福永さん 辻君 坂本君 三津さん 私。
それぞれ早い内から、全国的にも有名な、屈強の選手と当たります。
対戦相手も決定し、後は只、ひたすら稽古あるのみ。
ある者は、組手に、
ある者は、ウエイトトレーニングに、
ある者は、打ち合いに、
ある者は、ミットに、
ある者は、バランスボールに・・・。
自分の感性を信じて、思い思いの稽古にはげむ、
当道場出場者七名。
それぞれの思いを内に秘め、大会開催まであと 「64日」 です。